2012年12月4日火曜日

PCP専攻:ファイナンス

皆さん、こんにちは!
今回は専攻のファイナンス(Finance)についてファイナンス代表の吉次陽弘に書いてもらいました。では、どうぞ!
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どうも初めまして、PCP8期生の吉次陽弘です。
今回はPCPに入ったあとの専攻履修に関する話をさはせて頂きたいとおもいます。正直僕が大学二年生の時はPCPに入った後のことは考える余裕はなかったので、二年生の方々には気が早い話になってしまうかもしれませんが、この話がPCPに入った後の学生生活をイメージするのに少しでも役に立ったら幸いです。

僕は5つある専攻分野の中でファイナンスを専攻しています。ファイナンスの必須授業には「Introduction to Finance」と「Japanese Financial Markets and Institutions」の二つがあります。前者では金融理論に関する基礎的な講義が行われており、具体的にはポートフォリオ理論やオプション価格などの資産選択に関する基礎的な理論などの勉強をします。後者では具体的なニュースや直近の金融市場に関するレポートに関する講義が行われており、外部からの講師がいらっしゃって貴重な話を聴講することができます。どちらの授業も金融論や金融市場について理解する上で重要な基礎を学べる授業であり、とてもためになる授業であると僕は感じています。

ただ具体的な授業内容をつらつらと書いていっても、なかなかファイナンスという科目に対するイメージが湧きづらいと思います。そこで、大学で金融論を学べる意義に関して僕なりの意見を述べたいと思います。
1つ目はファイナンスの知識の汎用性についてです。現在、日本にある多くの企業が上場しています。そのような企業は株式発行し、ストックホルダーに対して配当利回りを支払っています。慶應性が就職する企業も多くが上場しています。つまり、どのような会社に就職しても金融の知識を使う機会があるということです。金融機関はもちろんのこと、パナソニック等のメーカーに就職しても会社の財務や株式価値について理解があることはとても重要なことと言えます。大学生の間に蓄えた金融に関する知識は社会人になっても役に立つと思います。
2つ目は金融理論による数学的アプローチについてです。この体系化された数学的アプローチは全世界で金融を専攻してる学生によって勉強されており、これを勉強することは全世界の金融専攻の学生との共通言語を手にすることになります。金融理論はマクロやミクロと同様に経済を理解する上で重要な基礎となる学問です。

色々書かせて頂きましたが、言いたいことはファイナンスは大学生の内に勉強しておくべき学問だと僕は思っています。ただ残念なことに、内容が難しく、PCP生の受講者が少ないのもまた事実です。是非金融に関して興味がある学生はPCPに入ってこのコースを受講し、来年度のPCPファイナンスコースがより活発なものになること期待しています。



Profile:【吉次陽弘】
1991年生まれ、小学校時代をメリーランド州、米国で過ごす。慶應義塾大学経済学部3年生。ゼミは吉野直行研究会、PCPに所属。ゼミでは消費者金融論を専攻している。2012年夏には外資系企業でのインターンを行った。絶賛就活中。

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