2012年12月11日火曜日

PCP専攻:日本経済


皆さん、こんにちは!
今回は最後の専攻の日本経済(Japanese Economy)について日本経済の代表の菱沼美純に書いてもらいました。では、どうぞ!
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こんにちは。日本経済(Japanese Economy)専攻代表の菱沼美純(ひしぬま みすみ)です。
PCPに興味を持って下さっている方、このブログを読んで下さっている方、PCP Festaにいらっしゃった方ありがとうございます。
各専攻の紹介をブログでもするということで、今回は日本経済Japanese Economy)を紹介します。

PCPは将来グローバルに活躍することを目指す学生が集まっているのになぜ日本経済?」と思われている方もいらっしゃるかと思います。
その答えは、
「自国を知らずして世界を語れない」
からです。
わたしが1年生のとき、はじめてPCP説明会に参加した際に嘉治先生がおっしゃっていました。

一番知っているべきはずである母国のことについて質問されて答えられない、そんな人が世界のことを語っていても説得力がないですよね。
日本に興味を持つ外国人のほうが、わたし達よりも日本を知っていることも大いにあり得ます。
さらにいつまでも心の支えになってくれるのは母国の文化です。

わたしが日本経済Japanese Economy)を専攻した理由は、これともう一つあります。
わたしは世界に日本のすばらしさを伝える「日本と世界の架け橋」になりたいです。
特に日本史が好きで、ゼミでも日本経済史を専攻しているのですが、日本の経済や歴史を英語で説明するのって難しいんですよね。ニュアンスがぴったり合う英語がないことだってあるんです。
たとえば日本企業の特徴である「改善」ってimprovementとせずそのままkaizenって英訳しますし、「系列」もそのままkeiretsuと英訳します。(池尾先生の授業より)
外国の企業システムと違って日本ならではのシステムなので適当な英語がないんです。
また価値観の違う外国の方に日本の文化を正確に理解してもらうのって難しいですよね。
それをどうやって彼らに伝えたらいいのかをJapanese Economy(日本経済)の授業を担当している教授から学ぶというねらいがわたしにはあります。

そんな日本経済Japanese Economy)の授業を紹介していきましょう。
まずは、Japanese Economy from International Perspectiveの授業から。
竹森先生が担当しています。竹森ゼミの友人から「竹森先生、PCPの授業すごく楽しんでいるよ」と言われました。どうも留学生の履修者が熱心で活発に質問を投げかけるからだそうです。わたしも留学生に負けずと頑張らないと。。。
授業は少人数で、アクティブに行われています。
内容はほぼ日本経済史です。竹森先生と仲良しな杉山先生著の「日本経済史」をベースにおこなっています。実はわたしは杉山先生のゼミに所属していて、この本をちょうど夏期休暇中に読んだのでラッキーと思っていました。
このように日本人履修者にとって得なのはやはり日本語で復習できることです。
さらに授業では外国人経済学者の論文も扱っているので、日本の外からみた日本経済が学べます。外国の学者は日本の経済をどのように考察しているのか、まさにfrom International Perspectiveです。
わたしはこの授業でも代表を務めています。毎回先生が丁寧にまとめてくださっているレジュメを受け取り、Facebookやメールを使って履修者全員にシェアするのがわたしの役目です。これによって必然的に留学生の知り合いが増えました。
Facebook
でレジュメをUPするたびにlikeしてくれたり、「みすみがリーダで良かった」と言ってくれたり、説明会のためのアンケートに快く回答してくれたりと、留学生たちは良い人ばかりです。
この授業の代表をしているとまさに「日本と世界の架け橋になる」という目標を実現しているのではないかと感じます。

次に Japanese Financial Markets and Institutionsの紹介です。
この授業は吉野先生と別所先生が担当しておられるのですが、正直いままでで担当教授が授業したのは初回の一回のみです。
毎回外部の偉い方による講義をおこなってくださいます。吉野さんの人脈があってこその大変貴重な授業です。

最後に前回の説明会について本音を漏らしますと、正直わたしは英語で大人数の前で話した事がなく、説明会でプレゼンをすることに尻込みをしていました。しかし、他の専攻代表が「せっかくのチャンスだからやってみる」と言っていたことに背中を押されて、わたしもProfessionalを目指すPCP生として挑戦しなければと決心しました。
あの大教室で、大勢の後輩を前に、英語でプレゼンをおこなったことで、今後何があっても乗り越えられるような気がします。そのくらい自信がつきました。
このように、どんなことにも意欲的なPCP生が多くて日々刺激を受けています。
PCP
はお互いが成長できる場所です。
より多くの人にPCPに入ってもらい切磋琢磨してほしいです。
一緒にBe Professional目指しましょう!!



Profile:【菱沼美純(Misumi Hishinuma)】高校時代にアメリカへ引っ越す。それまでは生まれてからずっと神奈川の田舎育ち。慶應義塾NY学院卒業。慶應義塾大学経済学部入学。PCP,経済学部杉山伸也研究会所属。高校卒業後3ヵ月カナダに短期留学,大学最初の1年間ソフトボール部に所属,アルバイトは米軍基地内のマクドナルドクルーと塾講師,大学2年夏休みにサンフランシスコへ1ヵ月インターンシップ,2年春休みには中国へ1週間語学留学,最近は福島震災復興支援ボランティア団体に加入といったように好奇心旺盛。語学も英語はもちろんスペイン語,中国語,韓国語を履修。中でも韓国は一番。韓国ドラマ,K-popにはまる大の韓国好き。

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