2012年10月30日火曜日

留学組インタビュー


皆さん、こんにちは!
PCP Blog
を読んでくれている皆さんには留学を目指している人もいると思います。そこで今回はPCP8期生の中から留学行った2人矢沼慶太郎(University of California, Irvine)と伊藤実梨(Georgetown University)にインタビューをしました。PCPのこと、何故留学するのか、どんな準備をしたのか、など赤裸裸に答えてくれました!では、どうぞ!
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まず、PCPについて聞いていきたいと思います。
PCPをなぜ受けようと思ったのでしょうか?

矢沼:自分は交換留学にすべてをかけていました。その為に英語の勉強をしていたのですが、受かった後もまだ英語力が足りていないと思いました。なので、留学先で英語に困らない為に、PCPに入る事を決意しました。

伊藤:私がPCPに入ったのは、経済学をしっかり勉強する事によって視野が広がると思ったからです。法政の授業などでもグラフとか数字を使う機会があるのですが、経済学の応用を学ぶ事によって、より深く理解する事が出来ると思いました。

PCPの活動を通して、英語に対する概念は何か変わりましたか?

矢沼:PCPに入って、英語は話せたもの勝ち、つまり結果論だという現実をたたきつけられました。このことはMacroeconomicsの授業でプレゼンをした際に特に思いました。プレゼンテーションをするにあたって、プレゼンテーションを作る過程というのは評価されません。それ故、例え自分が一週間かけて準備をしても、帰国生が一日で準備したプレゼンの方が出来映えがよいことがあります。PCPの授業を通して、英語をもっと勉強しなくてはならないと感じました。

伊藤:私は英語で考える時間が増えたことが自分の中では有意義だったなと思っています。英語を学ぶよりも英語でなにかを勉強した方が私は効果的だと思います。PCPに入るまでは、経済の単語などを知らなかったので、それらを学べた事がPCP春学期の一番のメリットでした。

伊藤さんは他学部にも関わらず、なぜPCPに入ったのでしょうか?

伊藤:PCPに入ったのには大きく二つ理由があります。一つは、以前から経済学を勉強したいと思っていたからです。その理由は、法政の経済学の授業では、経済学の歴史などを学ぶことが多くて、もっと別の視点から経済学を学びたいと思っていたからです。PCPでは基礎から勉強する機会があるので、法政でも頑張ればやっていけるのかなと思い、PCPに入ることを決意しました。もう一つは、経済学部の優秀な生徒と一緒に授業を受けてみたかったからです。PCPには英語が流暢に話せる人が多いだけでなく、兼ゼミをしている人も多いので、そういう人たちと授業を受けることで刺激になると思いました。

実際PCPに入ってみてどう思いましたか?

伊藤:やっぱりPCPは理想的な環境だなと思いました。心から尊敬出来る人にたくさん出会うことが出来ました。

矢沼:自分も理想的な環境だったなと思います。今では、PCPなしの三田の生活は考えられないです。もちろん勉強面でもPCPは欠かせなかったのですが、ゼミだけでは出会うことができなった人と仲良くなれてよかったです。友達の関係にとどまらず、PCP内で付き合っちゃう人も中にはいますが(笑)
















次に、留学の話を聞きたいと思います。
二人はなぜ留学をしようと思ったのでしょうか?

伊藤:法政らしい理由になってしまうのですが、国際政治を勉強している時に、日本の視点だけでなく海外で得られる視点も必要だと思っていました。様々な大学がある中で、Georgetown Universityにしたのは、Georgetown Universityが外交のプロフェッショナルスクールと言われているからです。Georgetownは多種多様な人が集まっていて、国際社会を小さくしたような大学なので、そこで一年間勉強出来たら、今まで知らなかった視点や考え方が身に付くと思いました。その上、日本外交専門の教授などもいるので、国際政治を学ぶには最高の環境だと思いました。

矢沼:スポーツビジネスに興味があって、日本のスポーツビジネスを発展させるのに貢献する為には留学に行くことは大事だと思っていたからです。UCIを選んだ理由は二つあります。一つは、9月中旬から始まる大学はUCIWashingtonしかなかったからです。現在、私は水泳部のコーチをやっています。彼らにとっての最後の夏の大会が9月の中旬だったので、彼らの引退を見届けてから留学をしたいと思っていました。もうひとつは、スポーツビジネスを学ぶ基礎をさまざまな角度から築けると思ったからです。UCIrvineにはスポーツビジネスを学ぶための基礎になりうる経済学(統計学、ミクロ)の授業や、スポーツ経済関連の授業などがあります。また、高い競技レベルでの部活動をしながらアメリカスポーツの現状を生で触れ、そして日本スポーツと比較することができそうな点も魅力的でした。

英語や留学のためにどのような準備をしましたか?

伊藤:英語は元々趣味で勉強をしていて、よく英語のラジオとかを聞いてました。



矢沼:大学入ったら勉強をするとスイッチは元々入っていました。しかし、実際にTOEFLを受けたところ、結果が悲惨でした。その為、最低でも8時間勉強するということは決めていました。私は川越の主と呼ばれることがあるのですが、日吉時代はメディアの主と呼ばれていました(笑)















二人の将来のキャリアプランについて聞かせてください。

矢沼:今はスポーツにすごく焦点をあてていますが、スポーツに限らず、人にやりがいや笑顔を与えられるようになりたいです。

伊藤:細かい夢は決まっていませんが、日本を代表して世界に貢献できるような仕事に就きたいです。どんなに小さい企業でも、海外に繋がっているようなところで働きたいと思っています。そして、私も人に笑顔を与えられたらなと思います(笑)

最後に1,2年生に向けてメッセージをお願いします。

矢沼:英語の勉強をするのはつらい時もありますが、そういうプロセスは大事なので、是非頑張ってください。日吉時代にちゃんと勉強をしてきたからこそ、PCP・交換留学・ゼミを三田で満喫することができました。

伊藤:日吉時代は楽しみながらちゃんと行動すれば良いと思います。それは勉強でも良いですし、他の活動でも良いと思います。1・2年生は一番自由な時間なので、大学生活を楽しみつつ、時間を有意義に使ってください。















Profile:【矢沼慶太郎】
埼玉県川越市在住。あだ名は「川越の主」。04年中等部より入塾、その後塾高、慶大経済学部。木村福成研究会所属。中等部水泳部コーチも務める。9月よりUniversity of California, Irvine交換留学予定。木村先生とミノリちゃんが大好き!!!留学ブログ「留学の主」始めました(http://s.ameblo.jp/kawagoe0719/)

Profile:【伊藤実梨】
伊藤実梨
1992年生まれ。晃華学園高校卒業。2010年慶應義塾大学法学部政治学科入学。日吉時代に日米学生会議に参加し、今年実行委員を務める。現在三田では添谷芳秀研究会、PCP、林秀光研究会に所属。海外在住経験はなし。今年秋より一年間、Georgetown大学に交換留学予定。

1 件のコメント:

  1. とてもインスパイアされました!!
    お互い留学がんばりましょう!

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